生後2ヶ月になると、いよいよ予防接種が始まりますね。
最初説明を聞いた時は、種類がたくさんあって「こんなの管理できるの?!」と不安になる方が多いのではないでしょうか。
予防接種と一言で言っても、実はたくさん種類や決まりがあります。
ここで説明していきますね。
2ヶ月の子が実際に受ける内容はこちらを参考にしてみて下さいね。
Contents
定期接種と任意接種 ?
まず予防接種には「予防接種法」で決められている、基本的に全員やるべき「定期接種」と、受けるかどうかこちらが決めることができる「任意接種」があります。
伝染の恐れがある疾病の発生・蔓延を予防するために定められた法律。予防接種の対象となる疾患や、接種の対象となる年齢、予防接種の実施法などが明記されている。1948年に制定され、その後数回にわたり改定されている。
出典: Answers
定期接種だけでも結構種類がありますので、しばらくの期間は毎月病院に通うことになります。
また、1度に複数の注射をまとめて接種できますので、1番多い回だと1度に4回注射をします(>_<)
赤ちゃんは泣きますし、見ているこちらが辛いですがこれも赤ちゃんのためです。
頑張って通いましょう。
定期接種って何?
定期接種は「受けるよう努力する義務がある」とあるくらいなので、決められた期間内に接種すれば接種費用も無料です。
母子手帳と一緒についてきた「予防接種のしおり」の中の予診票を病院に渡すだけでOKです。
任意接種って何?
任意接種は受けることを保護者が決めて良いものなので、接種費用は有料です。
(これが案外高い・・・)
また、任意接種の注射は事前予約が必要な場合がありますので、受診する病院に確認しましょう。
上の子の時は任意接種だったものが、下の子の時には定期接種に変わっていた!
なんてものもいくつかありますね。
生ワクチンと不活化ワクチン って何?
予防接種で使うワクチンには、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。
細かいことは「予防接種のしおり」に書いていますが、ざっくり言うと・・・
生ワクチンって?
その病気の菌を少し体内に入れるので、副反応が出たときはその予防接種を受けた病気の軽い症状になります。
1回打ったら次に接種できるまで27日かかりますので注意しましょう。
不活化ワクチン って?
不活化ワクチンの中身は生ワクチンとは違い菌ではないので、副反応が出てもその病気の症状ではありません。
1回打ったら次に接種できるまでは6日あければOKです。
4種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)、など。
予防接種はどこで受ける?病院選びも大切!
BCG以外の予防接種は小児科で実施することになります。
中には赤ちゃんが産まれた産院でやっているところもありますので、そのような所は1ヶ月検診などで言われていることでしょう。
予防接種専用時間帯がある小児科を選んで!
初めての予防接種は生後2ヶ月の時なので、まだ風邪も引いたことがなく、かかりつけの小児科がない子がほとんどではないでしょうか。
どの小児科で予防接種を受けるか、小児科選びは大切ですよね。
ポイントとしては、予防接種専用の時間帯があることです。
病気にならないように予防接種を受けるのに、風邪を引いた子と同じ時間帯に受診するのはちょっと気になりますよね。
○曜日のこの時間は予防接種専用、とあるところも多いのでそこを狙って行きましょう。
その点では産院で予防接種ができれば、風邪をもらう心配もないので安心です。
産院に行くと「大きくなったねー!」と言ってもらえたり、なんだか里帰り感もあってちょっとほっこりしますよ。
小児科で予防接種を受ける良い点は、相性が良い小児科に出会えたら今後長くお世話になる所なので、カルテがあって今までの経過を全部分かってもらっている所です。
風邪気味かな?これ今日受けられるかな?というときも小児科なら行きやすいですよね。
先生の判断でその日は受けられなかった場合は、風邪の症状を診てもらって薬をもらって来ればいいのです。
ただ、その場合は予防接種専用の時間帯は外しましょうね。
我が家は判断に迷ったら予防接種専用の時間帯が終わる直前に行きます(^_^;)境目を狙って・・・。
まとめ
たくさん種類がある予防接種ですが、いつ何を受ければ良いのかはだいたい初回に行った病院で「次はいつ頃これだよ」と教えてもらえます。
任意接種のものだけ、受けるのか受けないのかしっかり考えて行けば大丈夫です。(受けた方が良いとされてはいますが)
また、今は予防接種のスケジュールを管理できるアプリ等もたくさんありますので、気になる方は探してみても良いですね。
いい受診先が見つかりますように。
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